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値千金のゴールを決めたビアンコネーロのストライカーが熱弁

セリエA第35節インテル戦で、試合終了間際に勝ち越しゴールを叩き込んだゴンサロ・イグアイン。決勝点までほとんど輝きのなかった男が、89分にパウロ・ディバラのFKに頭で合わせて値千金の一発でサン・シーロに集まったユベンティーニを湧かせた。

そのイグアインは試合後イタリア『Premium Sport』のインタビューに応え、この日の熱戦を振り返り自身の思いを語っている。

「これがカルチョだ。前回のナポリとの試合では、最後の最後で敗れてしまった。今日の我々はその逆だったね」

「これはこのチームが持っている勝利への渇望であり、意欲であり、そして誇りだ。我々は7連覇のスクデットを勝ち取るために全身全霊をささげる」

さらにビアンコネーロの背番号「9」は、この試合の重要性を示すとともに、残りの戦いに目を向けた。

「インテルは素晴らしい試合をした。しかし、この試合はカンピオナート（リーグ戦）において鍵となるものだったし、絶対に勝利が必要だった」

「残りは3試合とコッパ・イタリア。この調子を続けなければいけないね」

また、「サン・シーロでは、すでにミランを相手には得点していた。ただインテルを相手に決めたのは今回が初めてだ。本当に嬉しいよ」と、約8万人が集結したミラノの“カルチョの劇場”での得点を喜んだ。

自身の得点でクラブに貴重な勝ち点「3」をもたらしたイグアイン。この日窮地を救ったアルゼンチン人FWは、ここからシーズン終了まで、チームに貢献するパフォーマンスを続けられるだろうか。