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膝の過伸展による長期離脱の可能性も

ユベントスのDFジョルジョ・キエッリーニ（33）は公式戦5試合を残し、一足早くシーズンを終えるかもしれない。23日、イギリスメディア『Sky Sport Italia』が報じている。

このイタリア代表DFは日本時間23日未明に行われたセリエA第34節・ナポリ戦でキックオフした矢先、わずか1分に右サイドからのグラウンダークロスに対してWGロレンツォ・インシーニェ（26）と競った際に負傷。しばらくプレーは続けたものの、10分に交代を余儀なくされていた。

試合後、指揮官マッシミリアーノ・アッレグリは早くもキエッリーニの次節・インテル戦の欠場が濃厚であると言及。また同選手の負傷状況は当初、軽度の筋肉系トラブルと思われていたが膝の過伸展の可能性も指摘されており、長期離脱を強いられる恐れがある模様。

ただ怪我の程度に関わらず少なくとも2,3週間の離脱はほぼ確実であり、今季中の復帰は絶望的であるという見方が広まっているようだ。

難攻不落の要塞でナポリにまさかの3ポイント献上を許し、リードがわずか「1」ポイントに縮まったユベントス。来季チャンピオンズリーグ出場権獲得を巡って熾烈（しれつ）な争いを繰り広げているインテル、ローマとのアウェイマッチを残しているだけにこのベテランの離脱は痛すぎるが、前を向いて現有戦力で乗り切るしかない。