テュラム（61分までプレー） 【5】
中盤でドリブル突破を試みることもあったが、ベンフィカを崩すには個の力では不可能。”消灯”することも多く、波のあるパフォーマンスで軽率なプレーも目立った。果敢に狙ったシュートも不発。

ドウグラス・ルイス 【5】
スペースでボールを引き出し積極的にビルドアップに加わったものの、チャンスを生み出すようなパスは少なかった。75分にはマッケニーのクロスボールをボックス中央で合わせたが、GKの守備範囲に飛んでいる。

F・コンセイサオ【6】
開始早々2分に右サイドから大外を狙ったクロスでバングーラに決定機をプレゼント。得意の仕掛けから何度もクロスを試みたが、ゴールは生まれなかった。またボールへの執念があり、それが一定のチャンスを生み出していたものの、0-2のシーンではコクチュをフリーにしてしまった。

ユルディズ 【5.5】
中央ではいたって”normale（ノーマル）”な背番号「10」。左に流れた際にはバングーラやマッケニーと絡んでサイドから打開を図ったが、大きなインパクトは残せなかった。59分にサイドネットを直撃したシュートが唯一のチャンス。スパイスとなる”fantasia（想像力）”が必要だったが…。

バングーラ（61分までプレー）【5】
開始2分にチコからの”ドンピシャ”のクロスボールを頭で合わせたが、GKの好セーブに阻まれノーゴール。それが最初で最後のチャンスだった。その後はベンフィカDF陣に圧倒されている。