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「あらゆる可能性を考慮する」

かねてユベントスが獲得を熱望しているリバプールのMFエムレ・ジャン（24）は今夏の去就について言及しているようだ。22日、ドイツ紙『Suddeutsche Zeitung』が報じている。

今季終了後にクラブと契約が切れるこのドイツ代表を巡っては、今年1月に獲得間近に迫っていたユベントスをはじめ、バイエルンやマンチェスター・シティが水面下で激しい争奪戦を展開していると伝えられている。

ただ、この周囲が騒がしい中でも本人はこれまでと変わらずチームの主力として本来のパフォーマンスを披露し続けている。

「僕自身、来シーズンからどのクラブでプレーするのか分からない。しかし僕のクオリティがビッグクラブでプレーするのに十分なものであることを示したい」

「ブンデスリーガへの出戻りの可能性？ 確かにリーグ全体のレベルが低下していると認めざるを得ない。しかしプレミアリーグはマーケットでより多くのお金を投資することができるし、これは選手にとって非常に重要なことだ」

「今、僕はプレミアリーグで充実したシーズンを過ごしているが、ラ・リーガも非常に魅力的なリーグだ。セリエAはここ数シーズンで全体的にレベルアップしている。リーグアンでさえ欧州で最も重要なリーグの1つにまで成長している」

「僕は（今後について）あらゆる可能性を考慮するよ」

これまで自身の今後についてほとんど語っていなかったエムレ・ジャンだが、ユベントス以外のビッグクラブがすでに接触していることを暗に認めた格好だ。果たしてこのハードワーカーは手元にある複数のオファーの中からユベントスを選ぶのだろうか。