セリエAからはユベントスの2選手のみ

イタリア紙『TUTTO SPORT』が欧州の21歳以下の選手を対象に、年間の最優秀選手を選出するゴールデンボーイ賞。

その候補者25名が現地時間25日に発表され、セリエAからはユベントスの2選手のみがノミネートされた。

一人は今季からビアンコネーリの伝統の背番号である“10番”を託されたFWケナン・ユルディズ（19）だ。

昨季マッシミリアーノ・アッレグリ前監督のもとでトップチームデビューを飾った逸材は、今季バトンを受け取ったティアゴ・モッタ監督のもとで主力として定着。

UEFAチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第1節のPSV戦では、アレッサンドロ・デル・ピエロ氏を彷彿とさせる左45度からのゴラッソを決めるなど、益々その存在感を強めている。

そして二人目は、今季の開幕節コモ戦でスタメンにサプライズ選出されたFWサミュエル・バングーラ（20）。

ベルギーのU-21代表にも選出される俊英は、近ごろは新加入選手の主力定着により出番を減らしているものの、開幕から2試合で1ゴール3アシストと大暴れ。

9月にはユベントスと2028年までの新契約を結ぶなど、クラブからも将来を嘱望されている。

ゴールデンボーイは過去にFWリオネル・メッシやFWキリアン・ムバッペ、昨年はMFジュード・ベリンガムが受賞に輝くなど、若手の“登竜門”とも言われている。

今回候補者にノミネートされたユルディズとバングーラには、今後のさらなる活躍を期待したいところだ。

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