アッレグリの交代策的中! ユベントス、ミリクの値千金のゴールで伊杯決勝進出を決める
ファーストタッチが決勝ゴール
1点のアドバンテージを持って迎えた後半48分、ビアンコネーリを悲劇が襲う。
ラツィオのカウンターからFWフェリペ・アンデルソンが縦にパスを送ると、ルイス・アルベルトがこれをワンタッチで叩く。
そしてこれを受けたカステジャーノスがSBダニーロとDFグレイソン・ブレーメルを振り切りファーサイドにシュートを放つと、これがネットに突き刺さり2-0。
トータルスコア2-2とされ、同点に持ち込まれてしまう。
反撃に出たいユベントスは57分、MFアドリアン・ラビオのパスを受けたヴラホヴィッチが右足でシュートを放つ。
しかし力なく放たれたボールは得点に結びつかず、勝ち越しゴールを奪うことが出来ない。
69分には左サイドのWGフィリップ・コスティッチのクロスからまたもヴラホヴィッチが頭で狙うが、これもGKクリストス・マンダスに防がれてしまう。
ゴールが必要なビアンコネーリは70分、カンビアーゾに代えてWGティモシー・ウェアをピッチへ。
さらに82分にはMFウェストン・マッケニーとヴラホヴィッチに代えてFWアルカディウシュ・ミリクとFWケナン・ユルディズを送りこむ。
すると直後の83分、ついに待望の瞬間が訪れる。
左サイドのコスティッチのクロスが大外に流れると、ウェアがボレーシュートを放つ。
そしてそこに走り込んだミリクがこれを押し込み1-2。途中出場からのファーストタッチでゴールを決め、トータルスコア3-2とする。
このまま試合をクローズしたいユベントス。91分にはキエーザを下げてMFカルロス・アルカラスをピッチへ。
そしてその後はペリンの好セーブもあり、ラツィオの反撃をしのいでタイムアップ。
2点を先制されるもミリクの勝ち越しゴールでトータルスコアを3-2とし、コッパ・イタリア決勝進出を決めた。
ラツィオ 2-1 ユベントス(合計 2-3)
▼得点者
カステジャーノス 12’ A:ルイス・アルベルト
カステジャーノス 48’ A:ルイス・アルベルト
ミリク 83′ A:ウェア
著者:J-JOURNAL 編集部 座間 遼祐
コメント
PK戦にまで絡れ、ミリクがナポリの4人目のキッカーとしてユベントスにトドメを刺したコッパイタリアの試合からもう4年が経とうとしている。
グランデ・アレク
ゲーム内容ではほぼ圧倒され、後半途中で0-2となり2試合合計でも追い付かれ、嫌なムード満載のなか、途中交代のウェアとミリクがこじ開けるという、なんとも不思議なゲームでした。
是非ともコッパは獲ってほしい!
フォルツァユーヴェ!!