“スーペル”ブッフォン、PKストップで1-0の勝利に貢献
イグアインの先制点を死守
コッパ・イタリア準決勝1stレグがアトレティ・アズーリ・ディターリアで行われ、アウェイに乗り込んだユベントスが1-0で勝利を収めた。
GKジャンルイジ・ブッフォンが現地時間12月1日に開催されたセリエA第15節ナポリ戦以来のピッチに立つ。勝利で復帰を祝いたい試合は開始から中盤で激しいせめぎ合いを繰り返す。
先手を取ったのはユベントス。3分、FWマリオ・マンジュキッチのチェックにもたついたスキにボールを奪うと、前線に鋭いパスを送る。DFに当たりながらもFWゴンサロ・イグアインの下に転がると、DFをかわし右足一閃。
欲しかったアウェイゴール奪取に成功する。ホームで負けられないアタランタも攻勢を強めるもブッフォンが復帰したユベントスの堅固な守備を崩すには至らない。
ビルドアップでDFメディ・ベナティアが危険な場面を作られ、アタランタの鋭いチェックに四苦八苦する場面がみられる。すると23分、不運な形でピンチを招いてしまう。
クロスボールがベナティアの手に当たる。一度は見過ごされたが主審はビデオ・アシスタン・トレフリー(VAR)を選択。同点のチャンスを与えてしまう。
このピンチに、この試合が復帰戦となったブッフォンが立ちはだかる。完璧にコースを読み切り、キャッチする神業を披露。絶体絶命のピンチからチームを救う。
このプレーで息を吹き返したユベントスは28分、SBマッティア・デ・シリオのグラウンダーのクロスにイグアインが合わせるも、わずかに枠を捉えることができない。
さらに36分、マンジュキッチの落としからMFブレーズ・マテュイディがシュートを放つが得点には至らない。しかし、攻撃陣が連動した素晴らしい攻撃をみせる。
押し込まれる場面を作られながらも、カウンターで応戦。追加点は生まれなかったが、ブッフォンのキャリア20本目となるPKストップが生まれるなど、1-0で前半を折り返す。