マロッタ、移籍市場に言及「C・ロナウド? 誰もが欲しがっているが…」
エムレ・ジャン獲得に向け積極姿勢。マルキージオとの共存も可能
ユベントスのCEOジョゼッペ・マロッタが、活発な動きを見せる移籍市場についてイタリア『Sky Sport』にコメントしている。17日、それを『TUTTO SPORT』が伝えた。
まず同氏が言及したのは、パウロ・ディバラについてだ。パレルモ会長マウリツィオ・ザンパリーニ氏の「ディバラは別のクラブも興味を示していた」という発言について触れ、獲得に動いた当時の状況を語っている。
「ディバラ? 私とファビオ・パラティッチSD(スポーツディレクター)は、ザンパリーニの要求に従い、獲得交渉を素早く行った。その間、他のチーム(インテルやミランなど)は躊躇していたよ。幸運なことに、彼との交渉はスムーズだったね。ディバラは、ユベントスに残り続けるだろう。我々は、選手が売却を求めたときにのみ考えるだけだ」
また、レアル・マドリードからの移籍の噂が飛び交っているクリスティアーノ・ロナウドについて獲得を尋ねられ、その質問にも応じている。
「C・ロナウドがユーベに? 彼を購入するかどうかは別として、夢を抱くのはタダだ。誰もが彼を欲しがっているはずだが、現実に目を向ける必要がある」
さらに、ユーベが獲得が近づいていると言われるリバプールMFエムレ・ジャン。同選手確保に向け、積極的に動く姿勢を示した。
「彼はフリー契約になる選手だ。優秀な選手であり、素晴らしいチャンスだね。現在、規定によりコンタクトを取ることは可能。ライバルは多いが、彼を引き入れるために全力を尽くすよ。来週にはより獲得に力を入れるだろう。1月加入については除いてね」
そして、「MLS(メジャーリーグサッカー)に活躍の場を移すのでは」とささやかれているクラウディオ・マルキージオについても言及。ユーベのバンディエラが、これからもチームに貢献できると考えているようだ。
「我々は、チームに多くの選手を集めなければならない。一つの目標は、非常に高い競争力を生み出すこと。私は、彼とエムレ・ジャンが将来的にもユーベの中盤で共存できると思っているよ」