アッレグリ「すべてのフォーメーションに適応できる。それが重要」
負傷離脱する選手が続出するも、指揮官は自信
ユベントス指揮官マッシミリアーノ・アレッグリが、セリエA第19節ヴェローナ戦に向け前日記者会見に挑んだ。29日、イタリア紙『TUTTO SPORT』が同指揮官のコメントを掲載している。
復活が期待されるエース、パウロ・ディバラについては、「パウロの状態は良い。彼はスタートから出場するだろう」と、先発起用が濃厚のようだ。
なお、ジャンルイジ・ブッフォン、ミラレム・ピアニッチ、マッティア・デ・シリオに続き、コロンビア代表のウインガーも負傷によりチームから外れている。
「(ファン)クアドラードは恥骨に炎症があり、トリノ戦(現地時間1月3日のコッパ・イタリア)にも回復は難しいだろう」
またアッレグリ監督は、最近の試合で絶好調ぶりを発揮していたピアニッチの出場が負傷により困難ということもあり、中盤の起用法には頭を悩ませている。
「ピアニッチの代わりとしては、(クラウディオ)マルキージオか、(ロドリゴ)ベンタンクールを配置するか、もしくは中盤を2人にするのかを決める必要がある。昨日、練習を半分で切り上げたマテュイディを含めて問題はない」
「最近は3人の中盤で上手くやっていたが、3バックと2人の中盤でもプレーできるし、変更は可能だ。チームが、すべてのフォーメーションに適応できる。それが重要なんだ」
さらに、チームを巧みにコントロールして“勝者のメンタリティ”を植え付けた指揮官は、チームの現状に好感を持っているようだ。
「恐らく、3人のFWはプレーするだろう。ベンチを好む選手はいない。全員が力強く走っている。すべての選手が、これまで以上の何かを出そうと必死だ」
そして、中国からのオファーが話題に上がったマリオ・マンジュキッチについては「ユーベが現時点で放出するとは一切思えない」と、楽観視している。
また、久しぶりにトップチーム復帰を果たしたマルコ・ピアツァに関しては「9カ月もの間ストップしていたから、プレーする必要があるね。彼はユベントスにとって重要な選手だ」と、公式戦出場の必要性を述べた。