「現状契約延長の予定はないが…」

“不運”なゴール取り消しや負傷に苦しむFWモイーズ・キーン（23）だが、今季はスペインで研鑽を積むようだ。

イタリアメディア『Gianluca Di Marzio.com』は現地時間24日、この23歳のアトレティコ・マドリーへの移籍について報じている。

昨年12月に脛骨を痛め戦線を離れていたキーンだが、離脱期間中に期待の新星FWケナン・ユルディズが躍動。

さらにエースのFWドゥシャン・ヴラホヴィッチ（23）が復調した他、FWアルカディウシュ・ミリク（29）も出場したサレルニターナ戦でトリプレッタの活躍を見せ、その地位を確固たるものにした。

これを受け、欧州選手権（EURO2024）のメンバー入りを目指すこの23歳は出場機会を求めて移籍を決断。

時を同じくして、FWアンヘル・コレア（28）の代役を探していたアトレティコからラブコールを受け、今季終了後までのローン移籍が濃厚と見られている。

そんな中、同メディアは「キーンは29日の月曜日にマドリードに到着しメディカルチェックを受ける」

「同選手とユベントスの契約は2025年で満了を迎えるが、現状契約を更新の予定はなく、欧州選手権後に話し合われるだろう」と報道。

このイタリア代表の今後の動向や、ビアンコネーリとの関係性について言及している。

今季は運にも恵まれなかったキーンだが、果たしてスペインで結果を残すことが出来るか。