【JJパジェッレ】セリエA第19節 サレルニターナ対ユベントス
土壇場のヴラホヴィッチ弾で勝ち点3を獲得! 「Fino alla fine」を体現
現地時間7日にセリエA第19節が行われ、ユベントスは敵地でサレルニターナと対戦した。
コッパ・イタリアでは同チームに6-1と大勝したビアンコネーリだったが、カンピオナートでは精彩を欠き苦戦。
39分にはサレルニターナに左サイドのスペースを使われ、ジュリオ・マッジョーレに先制ゴールを許した。
後半から巻き返しを図ったビアンコネーリは53分、アドリアン・ラビオが中央突破を仕掛けてマッジョーレのファウルを誘発。
これがマッジョーレにとって2度目の警告となり、ユベントスが数的優位な状況に立った。
すると65分、右サイドのティモシー・ウェアが折り返したボールを、ペナルティエリア左で受けたサミュエル・イリング・ジュニオールが豪快に蹴り込み同点に。
そこからユベントスは逆転を目指し、サレルニターナのゴールに迫るも決定打が訪れない。
しかし迎えた91分、敵陣右サイドで高い位置を取っていたダニーロが相手からボールを奪い取ると、そのまま持ち上がってゴール前にボールを供給。
それをここまで燻っていたストライカー、ドゥシャン・ヴラホヴィッチが打点の高いヘディングで鮮やかにゴールネットを揺らし、試合終了間際に逆転に成功した。
試合は2-1のまま終了のホイッスルが鳴り、ユベントスが土壇場で勝ち点3を得るとともに首位インテルとの差を2ポイントとし、今シーズンを折り返している。
【試合結果】
サレルニターナ 1-2 ユベントス
【得点者】
39’ マッジョーレ
65’ イリング
90’+1’ ヴラホヴィッチ
ここからは、J-JOURNAL独自の視点によるパジェッレ(採点&寸評)を公開。ティフォージの皆さんは、この試合をどう見ましたか?
※平均点は【6】、満点は【10】。基本的には15分以上のプレーで採点
ユベントス 【6.5】
伊杯サレルニターナ戦(6-1で勝利)のゴールを1つでも分けて欲しいほど苦戦。前半は相手の統率された守備を崩せずに終盤に失点し、後半は相手に退場者が出たところから巻き返したものの最後の最後までドローが濃厚だった。結果として「Fino alla fine」は体現したが…Grazie, Danilo e Vlaho!
次ページ【出場選手・監督の採点&寸評】