ローマを破ったユベントスに指揮官「“ウノゼロ”勝利? あと152回は繰り返したい」
「これは1年前に始めた仕事の続き」
ヴェッキア・シニョーラ(ユベントスの愛称)は、年内最後の試合を白星で締めくくり、首位インテルとの勝ち点差を再び2に縮めた。
ローマをホームに迎えたユベントスは、後半開始直後にMFアドリアン・ラビオが決めたゴールを最後まで守り切り、ジャッロロッシ(ローマの愛称)にウノゼロ勝利。
こうして連勝を収めたビアンコネーリは勝ち点を43とし、ジェノアと引き分けた首位ネラッズーリ(インテルの愛称)との差を再び2に縮めることに成功した。
この結果を受け、試合後にマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、「ローマとの勝ち点差をさらに広げるという目標を達成した」とコメント。
そして、僅差での勝利を批判されることに対して「さらにあと152回ウノゼロで勝ちたい」と冗談まじりに答えた。
――あなたはシーズンの初めに、ここまで進んできたユベントスの足跡を振り返る日としてこの試合を指し示していました。
この試合に勝利した今、前半戦の総括を聞かせてもらえますか?
あなたのチームのポテンシャルを評価するための次のステップはどこになると考えていますか?
「我々はこれまで43ポイントを獲得したが、今夜は順位表において重要でデリケートな試合だった」
「カルチョではすべてが一瞬で覆されるおそれがある、バランスを保つのがとても難しいスポーツなんだ」
「ローマとの勝ち点差をキープしたりその差をさらに広げることは重要な目標だったが、チームは十分それに値する形でその目標を達成したよ」
「前半は拮抗した展開だったが、我々はスコアを動かしてからローマにほとんどチャンスを作らせず、そして2-0にすることができる状況を迎えた」
「よって、選手たちがしたことにとても満足しているよ」
「これからは、木曜日に予定されているコッパ・イタリアについて考え、できる限り最善の形で前半戦を締めくくりたいと考えている」
「それから、来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得できる4位以内に入るという目標を達成するための後半戦がスタートするんだ」
――(ジョゼ・)モウリーニョ監督は、以前に応じたインタビューで「ユベントスのディフェンスは要塞だ」と言っていました。
ユベントスは昨シーズンよりも安心できるチームとなり、リードした状態もしっかりとコントロールできるようになりましたね。
昨シーズンは、リードすると頻繁に気が緩んでミスをしていたように記憶していますが、あなたはそのことについてどのように考えていますか?