「頻繁にオラトリオ（教会に隣接した青少年の娯楽場）で遊んでいたけど、午後7時になると明かりが消され、追い出されていたんだ」

「だけど、僕らは午後10時半に戻り、5対5の試合をやっていてね。ある時、僕らを発見した神父が警察に通報して逃げたことがあった」

「僕は彼らの中で一番小さかったけど、誰よりも優れていたよ。彼らは16、17、18歳だったけど、僕は11～12歳だったんだ」

「でも、彼らの大半は道を踏み外したよ。刑務所にいたり、どこにいるかさえも分からなくなった」

「彼らは僕に夢を追いかけ、彼らのようなことはするなと言っていたけどね…」

「僕のような状況にいる者の多くは、普通正しい選択ができないものなんだ」

「そんな状況から逃れることができた僕は幸運だったと感じている。たとえ、僕がどこから来たかは決して忘れないとしてもね」

「16歳でトップチームデビューした時に、『“まとも”な状況になってきた。ようやくクソみたいな状況から抜け出せた』と自分に言い聞かせたよ」