“鬼門”でドローのユベントス、指揮官は「全勝は不可能。継続的に結果を出すことが大事」
「もっとミドルシュートを打っていかなければならない」
ビアンコネーリは、“鬼門”マラッシ(スタディオ・ルイジ・フェッラーリス)を攻略することはできなかった。
昇格組ジェノアのホームに乗り込んだユベントスは、FWフェデリコ・キエーザが自ら獲得したPKを沈めて先制するも後半開始直後に追いつかれ、1-1で引き分け。
こうして勝ち点を取りこぼしたユベントスは、17日に敵地でラツィオと対戦する首位インテルを暫定的に追い抜くチャンスを逃した。
この結果を受け、試合後にマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、「全ての試合で勝利を収めることなんてできない」とコメント。
そして、「ポジティブな結果をさらに伸ばした。継続的に結果を出すことが大事だ」と語った。
――いくつかの判定を巡る論争が巻き起こるのは間違いないと思います。
あなたがレフェリーの判定について言及しないのはよく知っていますが、VARを含む審判団のパフォーマンスに対して全体的にどのように評価していますか?
「主審を務めた(ダヴィデ・)マッサを含む審判団は、正しい判定を下したと思う。よって、コメントすべきことは何もない」
「一方で、我々がやるべきことは、とりわけリードした後に2~3回迎えた有利な状況でもっと上手くやらなければならないことだ」
「そして、1-1とされた後にもっと決断力を持って臨むべきだったし、いくつかの状況で慌てることなく、もっと心を落ち着かせ、冷静になるべきだった」
「とはいえ、これも成長するのに必要なことであり、チームは良いパフォーマンスをしたよ。カルチョとはこうなんだ」
「1-1に追いつかれた後、モンツァでは95分に決まったゴールで勝利を収めたが、今日もゴールを狙ったものの、勝ち越すことはできなかった」
「そうはいっても、選手たちはやらなければならなかったことをやったよ」
「ポジティブな結果をさらに伸ばしたし、再び敵地で行われる次のフロジノーネ戦に向けて準備をしよう」
――後半に最も腹が立ったこととはどんなことですか? あなたが上着を投げているのを目にしましたが、それはレフェリーの判定に対するものですか?
それとも、追いつかれた後に反撃を見せたチームが少し心を取り乱してしまったことに対してですか?
今夜チームは、2-1とするゴールを継続的に狙いに行くことができなかったように思います。