ユベントス指揮官「キエッリーニにはクラブ役員として働くための資質がある。ボヌッチ…」
「カルチョには不確定要素が多すぎて誰も真実を知ることなんてできない」
現地時間15日に行われるセリエA第16節で14位ジェノアのホームに乗り込むユベントスは、その前日にアリアンツ・スタジアムで記者会見を開催した。
そこで、マッシミリアーノ・アッレグリ監督は、「直近3試合とは異なる試合をしなければならない」とコメント。
そして、脛骨(けいこつ)に問題を抱えているFWモイーズ・キーンを約1カ月間失うことになったと明かした。
――インテルは、その他のチームと比べて頭一つ抜きんでていますが、彼らに対抗するには何が足りないと感じていますか?
「インテルが、現在スクデット最有力候補であることは分かっているよ。彼らは、カンピオナートを制すために作られたチームなんだ」
「彼らはそう言っているし、確か(スティーヴン・)チャン(張康陽)会長も、クリスマス・ディナーで目標は2つ目のステッラを付けることだと言っていたね」
「つまりそれは、今シーズンにスクデットを獲るということだよ。一方で、我々は彼らとは異なる道を歩み始めたばかりなんだ」
「中にはとても上手くやっている選手がいるし、そのことにとても満足しているが、我々は満足することなく向上することを目指して取り組む必要がある」
「1試合ずつしかできないため、一歩ずつ前に進んで行かなくてはならないし、1試合負けてもスクデットを落とすことはない」
「タイトルが決まるのは、1発勝負の試合だけだ。カンピオナートというのは、落ち着いてバランスを保ちながら戦わなければならない」
「そして、難しいことが起こった場合には、それに対応する必要がある」
「よって、我々は自分たち自身のことについて考え、満足することなく取り組み続けていくことについて考えなければならないんだ」
――先日引退を発表した(ジョルジョ・)キエッリーニに対してコメントしてもらえますか? 彼はクラブ役員に適していると思いますか?
また、(DFレオナルド・)ボヌッチは「将来監督になりたい」と言いましたが、彼は指導者に適していると思いますか?