劇的勝利で暫定首位浮上のユベントスに指揮官「スクデット? 目標はCLに戻ること」
「試合に勝つためには苦労しなければならないことをチームは理解した」
ビアンコネーリがふたたび暫定首位に浮上した。
現地時間1日にセリエA第14節が行われ、ユベントスはMFアドリアン・ラビオとDFフェデリコ・ガッティの得点によりモンツァに2-1で勝利を収め、敵地で貴重な勝ち点3を獲得。
こうしてビアンコネーリは勝ち点を33に伸ばし、現地時間3日にナポリと対決するインテルを抜いて暫定首位に浮上した。
これを受け、試合後に「スクデット」について問われたマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、「目標はチャンピオンズリーグ(CL)に戻ることだ」とコメント。
そして、「試合に勝つためには苦労しなければならないことをチームは理解した」と満足感を示した。
――カンピオナートの約40%を終え、今夜とても重要な勝利を収めた今、ついに“スクデット”という言葉を大声ではっきりと言うことができますか?
「それはできない。なぜなら、まだ多くの試合が残っているからだ」
「それに、我々は現在取り組んでいる自分たちの限界を分かっているし、我々よりもスクデットを獲るための準備が整ったチームがいるからだよ」
「我々は、来シーズンにCLに出場することを可能にさせる重要な勝ち点を積み重ねるために日々勤しんでいる」
「現在、選手たちは上手くやっているが、これに満足してはならないし、もっと向上していかなければならない」
「チームは試合に勝つことにとても苦労しているし、それは今夜の試合を見ても分かるはずだ」
「今夜我々は、2-0にすることもできた前半に良い試合をし、後半は良いディフェンスをしたよ」
「しかし、失点した時のように我々にとって不利な出来事が起こった時に、2ポイントを失ってしまうリスクを負ってしまった」
「とても良いカルチョをし、優れた選手がいて、この試合に向けてしっかりと準備をしたモンツァを相手に、我々はあの時までは勝ち点3に値する試合をしていたよ」
――ピッチに向かう選手たちに、あなたはよく「タフな試合をしなければならない」と言いますね。
そこで伺いますが、チームのフィジカル的なパフォーマンスについてどのように評価していますか?
今夜チームは、この点でも相応しい試合ができていたように思います。