勝ち点2差で伊ダービーを迎えるユベントスに指揮官「誰にも予想できなかったと思う」
「追走するチームとの差を広げるために必要な勝利」
怒涛の5連勝。ビアンコネーリは、スピードを保ったまま中断明けの“デルビー・ディターリア”を迎える。
ユベントスは現地時間11日、DFブレーメルとDFダニエレ・ルガーニのゴールによりホームでカリアリを撃破。
チームは7試合ぶりに失点をするも貴重な勝ち点3を掴み、次節に迫ったインテルとの頂上決戦に勝ち点2差で臨むことになった。
この結果を受け、試合後にマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、「シーズン開始当初には誰にもこの状況を予想できなかったと思う」とコメント。
「並外れたスピリットを持ったこれらの選手たちを誉めなければならない」と述べ、ここまで素晴らしい結果を出してきたチームに賛辞を贈った。
――1失点を喫し、2人のDFのゴールで勝利したユベントスをあなたはどのように分類しますか? チームは少し苦しみすぎましたか?
「試合に勝つことは簡単ではない」
「もしもそうでなければ、ユベントス・スタジアムで毎回3-0で勝利していたところだが、残念ながらそうはならないのがカルチョの素晴らしいところなんだ」
「1-0の状況ではミスを連発してしまった。上手くボールを回すことができず、なかなか自陣から抜け出せずにいたんだ」
「一方で、2-0としてからは、我々は状況を上手くコントロールしていたよ」
「そして、我々のコーナーキック(CK)からカウンターを受け、その後に相手が獲得したCKから失点してしまった」
「彼らにはスピードが速い選手がいることは分かっていたし、ボックス内でもっと上手く守ることもできたとはいえ、失点のきっかけとなったのはあのカウンターだ」
「そうして、相手に得点を許したことでチームは少し自信を失ってしまった」
「そうなると、少し不安に駆られるのは当然だし、特にそこからカリアリはロングボールを多用してきたんだ」
「そうはいっても、中にクロスを上げさせないよう間合いを詰めたりして我々は良い守備をしたよ」
「(DFアルベルト・)ドッセーナのヘディングシュートが一度ポストに直撃したこと以外、ほぼ何も攻撃は受けなかった」
――前半の20~25分が経過したあたりからカリアリはカウンターを仕掛けたり、攻撃をすることができるようになりました。
そこで、あなたは(MFフィリップ・)コスティッチを後ろに下げて4バックに変更するなど、少し修正を加えましたか?