デシャン監督、再検査でも陽性のポグバに言及「ユベントス指揮官と同じくらい悲しい」
2023/10/11
「将来フランス代表に再招集するかどうかは分からない」
先日行われたドーピングの再検査でも陽性反応を示したMFポール・ポグバ。
しかし、イタリア紙『Corriere della Sera』によると、検査の結果、このフランス人MFから合成テストステロンではなく、「DHEA」という禁止物質が検出されたとしている。
DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)は、“若返りホルモン”とも呼ばれている副腎や性腺で産生される男性ホルモンの一種だ。
その一方で、DHEAには筋肉に働きかける作用もあることから、国際オリンピック委員会(IOC)は、筋肉増強剤のひとつとしてドーピング薬物の対象にしている。
しかし、この性ステロイドホルモンは、老化防止や筋力向上を目的とした数十個もの「汚染製品」によく混入されている禁止物質だという。