攻撃の“厚み”を見せたユベントス、ダニーロとキエーザのゴールでエンポリに快勝!
2023/09/04
交代選手も好パフォーマンスを披露
迎えた後半、立ち上がりからビアンコネーリが小気味よくボールを回し、エンポリの隙を伺う。
59分、敵陣でボールを奪取すると、ファイナルサードでキエーザが受ける。
細かいステップで相手DFをかわしてシュートを放ったが、惜しくもこれはポストの横を通過してしまう。
追加点が欲しいビアンコネーリは62分、ミレッティに代えてMFポール・ポグバをピッチへ。
するとこの背番号「10」が早速“魅せる”。
左サイドのキエーザからクロスが上がると、ヴラホヴィッチがこれをポグバへ落とす。
そしてこのフランス人MFがダイレクトボレーで叩き込みネットを揺らすが、これは無情にもオフサイドの判定。得点は認められない。
70分、マッシミリアーノ・アッレグリが動く。
ヴラホヴィッチとコスティッチを下げ、FWアルカディウシュ・ミリクとSBアンドレア・カンビアーゾが送り込まれる。
すると82分、そのミリクからゴールが生まれる。
自陣でボールを奪うと、このポーランド代表から裏の広大なスペースへスルーパスが送られる。
そしてこれに反応したキエーザが、一度は倒れながらもベリシャをかわしてそのまま追加点。試合を決定づける。
リードを広げたビアンコネーリは83分、キエーザとマッケニーを下げFWモイーズ・キーンとFWティモシー・ウェアを投入する。
その後アディショナルタイムにはミリクやキーンがバーを叩くシーンもあったが、スコアは動かずそのまま試合が終了。
厚みのある攻撃を見せたユベントスが敵地でエンポリを下し、前節のドローを払拭する貴重な勝ち点「3」を手にした。
エンポリ 0-2 ユベントス
▼得点者
ダニーロ 24′
キエーザ 82′ A : ミリク
著者:J-JOURNAL 編集部 座間 遼祐
コメント
キエーザのゴールは感動した。
終盤でリードしていたし、大袈裟に倒れて、相手のレッドカードを誘発しそうなものだけど、すくに立ち上がって、力を振り絞ってゴールした。やっぱりスポーツはこうでなくっちゃ。
ミリクのアシスト、まだキエーザが自陣内にいてオフサイドにならないとわかっててスルーパスを出してたとしたらすごいな。
勝った日は静かなコメント欄
まあ文句なしって事にしといて次も勝ちましょう
ポグバは休んでもろて
多少のメンバー変更はあったものの、比較的早い時間に先制し試合をコントロール出来ていたのではないでしょうか!
貪欲にゴールを狙い続ける姿勢、良かったと思います。
ポグバの幻のゴール、思わず叫んでしまいました!
あの足の振りはコンディション上がってきてますね!
ラストのキエーザですが、倒れたら相手レッドもあったかと思いますが、倒れない身体と心の強さが見れて、胸を打たれました。
こういうプレーがスタジアムを沸かせてティフォージを呼ぶんだと思います。
開幕3戦で勝ち点7、悪くないです。
先ずは2勝1分、ここ数年を考えれば悪くないスタート。
ヴラホのPKで早々にセーフティリードにして欲しかったけど(エースにはああいうところの決定力を望んでいるのだが)。
にしても、とりわけインテルの強さ、完成度を考えると、スクデットを語れるレベルにはまだ遠い。
勝ってほしいし応援し続けるのみだが、現実的には4位以内目標かな。
個人的には改めてガッティに惚れ惚れする。
無名から白黒の4番今世紀一番のドラマ