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今季不振のアトレティコから引き抜きを目論む

ユベントスは昨夏にも移籍が噂されたアトレティコ・マドリードのDFホセ・マリア・ヒメネス獲得にふたたび乗り出しているようだ。8日、イタリア紙『TUTTO SPORT』ほか英紙『The Daily Mirror』も伝えている。

前途したメディアによると、ヒメレスは2021年6月末までアトレティコと契約延長に向かっており、更に契約解除金6500万ユーロを設定する構えをみせている。

同郷のDFディエゴ・ゴディンとモンテネグロ代表DFステファン・サヴィッチ、DFルーカス・ヘルナンデスの牙城を崩せないヒメネスは出場機会に恵まれず、昨冬より移籍の噂が絶えない。

ユベントスはこの22歳のウルグアイ代表を諦めてはおらず、今冬にも契約解除金を支払ってでも獲得に乗り出す構えをみせているようだ。

CBの他にSB、DMF、CHまで器用に熟せるヒメネスにはマンチェスター・ユナイテッド、シティ、インテル、ローマが獲得に乗り出している。また、ヒメネスは今シーズン出場試合数「6」、先発は「4」と淋しい内容だ。

鉄壁で知られたアトレティコは今シーズン不振にあえいでおり、リーグでは首位バルセロナと勝ち点差「8」の4位、UEFAチャンピオンズリーグではグループ3位と、ディエゴ・シメオネ政権下ではワーストに近い。

DFラインの若返りを図りたいユベントスにとってヒメネスの獲得は願ってもない補強となるが、今冬のメルカートでその願いは叶うのだろうか。