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懸念される右サイドバックの補強へ

ユベントスに所属し、現在サッスオーロに貸し出し中のSBポル・リロラがローン終了の来年6月よりも早くレンタルバックされる可能性が浮上している。6日、イタリアメディア『Calciomercato.com 』が伝えている。

同メディアによると「今や最近の彼の状況は謎」と、その起用法に懐疑的な目を向けている。リロラは昨シーズン、19歳ながら22試合に出場。UEFAヨーロッパリーグ（EL）でも輝きを放っていた。

だが、今シーズンはレギュラーとしてスタートしたものの最近では先発の座はおろか出場機会すら失っている。現在セリエA第12節までが終了し、8試合に出場したが先発は7試合とレギュラーとは言いがたい数字だ。

また、近年サッスオーロの躍進に導いたエウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督がローマに引き抜かれ、チームも現在17位と降格圏に一歩手前の状況にまで不振がつづいている。

ユベントスはかねてより有能な右SB獲得には興味を抱いており、リロラの保有権を今冬にも行使する構えをみせているようだ。だが、アタランタのMFレオナルド・スピナッツォーラのケースもあり、交渉には細心の注意が必要となってくる。

ユベントスは今シーズン低迷するサッスオーロから、20歳の若武者を無事に連れ戻すことができるか、注目が集まっている。