「全体練習に参加するといったような当たり前だと思えることができなくなると、それがどれだけ重要で、どれだけ恋しいかに気付かされるんだ」

――「諦めるという言葉は僕の辞書にはない」とあなたは言い、それを証明しました。ですが、苦しい時期はありましたか？

「負傷して8～9カ月が経った時、復帰を少し急ぎ始めたことで少し炎症を引き起こしてしまったんだ」

「この状況が僕をとても不安にさせた。僕としては回復を急ぎたかったし、我慢の限界が近づいていたからね」

「だから、そのせいでしょっちゅう何かしら問題が起きていたし、少し痛みを感じた時は正直怖かったよ」

――あなたと同じように長期間に渡ってリハビリをおこなっていた（フェデリコ・）キエーザと話をしましたか？

「手術を受けざるを得なかった多くの選手たちと話をしたけど、みんなが僕にアドバイスしてくれ、具体的なサポートをしてくれながら僕を安心させてくれた」