「負傷のせいで出番がほとんどもらえなかった」

ローン先のチームで期待されたような活躍ができず、買い取りオプション（OP）を行使されずにビアンコネーリに戻ってくる選手の1人がMFアルトゥールだ。

同ブラジル人MFは昨夏、450万ユーロのレンタル料を支払われてリヴァプールに期限付き移籍するも、加入して間もなく左足太ももを負傷。

これにより手術を受けた同選手は数カ月間の離脱を強いられ、結局今シーズンは、レッズ（リヴァプールの愛称）のトップチームで13分しか出場できなかった。

これを受け、先日リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督は、「アルトゥールのローン期間が終わりを迎えるにあたり、彼の幸運を祈りたいと思う」

「彼のプロ意識と能力は、彼とともに仕事をした誰の目にも明らかだったはずだ」と別れの挨拶をし、買い取りOPを行使しないことを表明。

そうして、アルトゥールがビアンコネーリへ復帰することが確実となったが、そんな中、代理人であるフェデリコ・パストレッロ氏が、同選手の将来について言及した。