難敵ラツィオにまたしても苦杯。ホーム無敗記録も「41」でストップ
ユベントス育ちのインモービレのドッピエッタに沈む
代表ウィークが明けたセリエA第8節がアリアンツ・スタジアムで行われ、1-2でアウェイのラツィオに勝利し、スーペルコッパ・イタリアーナの借りを返すには至らなかった。
シーズン開幕前の8月、ラツィオに土壇場で苦杯をなめたユベントスはDFラインの中央にアンドレア・バルザーリとジョルジョ・キエッリーニの両ベテランを起用した4-3-3のシステムを採用。
マッシミリアーノ・アッレグリ監督の慎重さを伺わせる先発メンバーを送り出す一方で、アンカーにはロドリゴ・ベンタンクールを抜擢する。現在4位と好調のラツィオもホームで圧倒的な強さをみせるユベントスを相手にも物怖じしない姿勢をみせる。
攻守の切り替えが素早く、一進一退の攻防をみせていた両者だったが、均衡を破ったのはユベントス。24分、FWマリオ・マンジュキッチの縦パスにMFクワドォー・アサモアが抜け出し、PA内のケディラへ。
このボールをダイレクトで合わせ、一度はGKにブロックされるがWGドウグラス(D)・コスタが素早く反応し、セリエA初ゴールを記録する。先制点を決め、勢いに乗ったユベントスは34分、ケディラの際どいミドルシュート。
得点が欲しいFWゴンサロ・イグアインも37分にGKへのチェイシングがゴールポストを叩くなど好機を連続して作り出すが、追加点には至らず前半を終える。
追加点を決め、試合を決めたいユベントスだったがビアンコネーロのプリマヴェーラで育ったFWチーロ・インモービレに47分に一瞬の隙きを許し同点ゴールを決められてしまう。勝ち越したいユベントスはすぐさま反撃。49分にイグアインが抜け出し、GKと1対1になる好機を決めきれない。
すると54分、またしてもインモービレに抜け出されPKを献上。このプレーでGKジャンルイジ・ブッフォンにはイエローカードを提示される。これをきっちりと決められ逆転を許してしまう。
まずは同点に追いつきたいユベントスは54分、この日初ゴールを決めたD・コスタを下げ、FWフェデリコ・ベルナルデスキを投入し活路を見出しにかかる。だが、好調ラツィオも鋭いカウンターでユベントスの反撃を許さない。
アッレグリは66分、負傷明けのケディラを下げ、満を持してエースのFWパウロ・ディバラを投入。可能性を感じさせる流れを作るものの、ラツィオも集中した守りをみせ得点を許さない。
攻撃の枚数を増やし、同点に追いつきたいユベントスは72分、DFステファン・リヒトシュタイナーを下げMFステファノ・ストゥラーロを投入し3枚のカードを切り終える。
代表ウィーク明けの余波か、足の止まる場面が多くなるが後半アディショナルタイムにディバラのミドルシュートもポストを叩き、反撃も虚しく敗戦濃厚かと思われた試合終了間際。ビデオアシスタントレフリー(VAR)の判定によりPKを獲得。
しかし千載一遇の同点の好機をエースのディバラがまたしても失敗。この結果、ホーム無敗記録も「41」でストップ。ミッドウィークにUEFAチャンピオンズリーグ(CL)スポルティングCP戦を控えるビアンコネーロにとって、不安だけが残る敗戦となった。
著者/Juventus Journal 編集部 山口 努
コメント
みんな言ってるけどイグアイン酷すぎる
二週間も休み貰って代表組よりもコンディション良いはずなのにあれじゃ流石に擁護できないよ
ディバラもメンタルを強化しないと上にはいけないぞ
最近のパフォーマンスは酷い
イグアイン使い物ならない
キエッリーニとリヒトシュタイナーの足元の下手さといったら見てられない
すぐに放出しろ
使い物にならん
イグアインはいつもよりをプレスかけて動き回ってたけど決定機2、3回あっただけに悔やまれる試合。リヒトシュタイナーが交代するまで終始チームに鼓舞させてたのは印象的だったけど、ラツィオが後半になってユーヴェの守備陣を混乱させてズタズタ状態にこれでスーペルコパと続いて難攻不落のユヴェントススタジアムで勝利、ユーヴェに対して連勝したシモーネ監督の手腕には脱帽。
この敗戦でアッレグリ監督がこれからどうチームを導くのか見物に
イグアインはもうコンディションどうこうじゃない
格下相手に無双して大一番でろくに点取れないんじゃ意味がない
ホントにCLで勝ちたいと思ってるならイグアイン出してカバーニ全力で狙って欲しい
めちゃくちゃフラストレーション溜まる試合でした
イグアイン早くコンディションあげて欲しい
守備陣も不安