Corriere della Sera

「ピッチの内外を問わず、今は困難な時期にある」

「だが、ユベントスはつねに逆境に直面し、その逆境のなかで自らを強くしてきた」

このように口を開いたエルカーン会長は、1986/87〜1987/88シーズンぶりとなる2季連続で無冠に終わったアッレグリ監督についても問われた。

同会長は「今日、アッレグリ監督とは話したよ。彼は我々の歴史に責任を感じている」

「次の2試合は、ヨーロッパで戦ううえでふさわしい試合にする決意をしていたよ」と答えた。

エルカーン会長の従兄弟にあたるアンドレア・アニェッリ前会長は、マックス（アッレグリ監督の愛称）に全幅の信頼を寄せていたのは周知のとおりだろう。

今シーズン終了後に両者は会談を予定されているようだが、現ヴェッキア・シニョーラの“トップ”はどのような決断を下すのだろうか。