「今季はポジティブな点もたくさんある」

現地時間18日に開催されるヨーロッパリーグ（EL）準決勝・セカンドレグでセビージャのホームに乗り込むユベントスは17日、アリアンツ・スタジアムで前日記者会見を実施。

そこでマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、「特異な1年を経験した我々は決勝に行くに値する」と述べ、この一戦に向けて意気込みを語った。

――先ほど「特異なシーズン」と言いましたが、それはどういう意味なのか、もう少し詳しく説明してもらえますか？

「簡単だよ。朝起きた時には勝ち点があったのに、それからポイントを減らされ、その後また勝ち点を増やされた1年だった」

「要するに、チームの目標の他に別のことも考えなければならなかった活気のある1年だったということだ」

「とはいえ、これは我々のためにしかならなかった。素敵だったのは、我々はそれらを好機として受け取ったことだよ」

「これから、シーズンの終わりに向けてラストスパートに入る。残すはカンピオナートの3試合と、2試合になることを願っているELの試合だ」

「私がいつも言っているように、我々はピッチで求められていることをしなけばならない。つまり、全力を尽くすということだ」

「これまで我々はカンピオナートで2位にたどり着いた。これに関して誰も文句は言えないはずだ」

「ELでは準決勝にいるし、ちょっとした幸運に恵まれれば、決勝に進出できるかもしれない。一方で、もしもセビージャの方が優れていれば、賛辞を贈ろう」

――先週行われた記者会見で、あなたは「来シーズンからすぐにタイトル獲得を試みる必要がある」と言っていました。

例えば、今回決勝戦に進むことができれば、それまでにかかる期間がどれほど加速すると考えていますか？