【JJパジェッレ】EL準決勝 1stレグ ユベントス対セビージャ
ガッティが決勝へ望みをつなぐ一発! 1-1でセビージャの“要塞”に乗り込む
UEFAヨーロッパリーグの準決勝1stレグが現地時間11日に行われ、ユベントスはホームのアリアンツ・スタジアムでセビージャと対戦。
ビアンコネーリは立ち上がりから攻勢をかけるも、29分、セビージャのカウンターアタックでいきなり失点を喫する。
左SBのアレックス・サンドロがオーバラップして空いたスペースをルーカス・オカンポスに使われ、最後はゴール前に詰めていたFWユセフ・エン=ネシリにしっかりと押し込まれ先制点を許した。
リードされてから攻撃の形を作れないユベントスは、後半から布陣を3-5-2から4-4-2へと変更。積極的な選手交代も実施し、反撃に出る。
86分にはアドリアン・ラビオがボックス内でチャンスを迎えるも、ファウルとも取れる相手の接触はノーファウル。VARの介入もなければ、PKも与えられなかった。
そして、0-1のまま迎えた後半アディショナルタイム、最後まで気持ちを切らさなかったビアンコネーリに待望のゴールが生まれる。
ラストチャンスとなったCKでフェデリコ・キエーザがゴール前にボールを送ると、ダニーロ、ポール・ポグバが頭でつなぎ、ゴール前に詰めていたDFフェデリコ・ガッティが貴重な一発をねじ込んで同点。
ユベントスは土壇場のゴールで追い付き、アウェイの地で行われる2ndレグに希望を繋いだ。
【試合結果】
ユベントス 1-1 セビージャ
【得点者】
28’ エン=ネシリ
90’+7’ ガッティ
ここからは、J-JOURNAL独自の視点によるパジェッレ(採点&寸評)を公開。ティフォージの皆さんは、この試合をどう見ましたか?
※平均点は【6】、満点は【10】。基本的には15分以上のプレーで採点
ユベントス 【6.5】
この試合でも“救世主・ガッティ“が登場。前半の失点によりチーム全体が失速し、攻撃のリズムを取り戻せないまま後半に。その後、選手交代と、3-5-2から4-4-2へのシステム変更で活路を見出したが、なかなかゴールまでが遠い状況だった。それでも97分、後半途中からピッチに“降臨”したガッティが起死回生のゴール。もはや「ガッティ」の姿をした「天使」だったかもしれない。
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