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徹底した守備で逃げ切りに成功

追加点を奪って勝負を決めたいビアンコネーリ。クアドラードやディ・マリアなどワイドの選手を中心にスポルティングゴールに迫っていく。

しかし両チーム互いにシュートまで持っていくことが出来ず、膠着した展開がつづく。

最前線のヴラホヴィッチを起点に攻撃を組み立てたいビアンコネーリだが、ボールがなかなか収まらず、チャンスを作ることが出来ない。

流れを変えたいユベントスは71分、ヴラホヴィッチに代えてFWアルカディウシュ・ミリクを投入する。

さらに72分にはミレッティとブレーメルを下げ、MFポール・ポグバとDFフェデリコ・ガッティをピッチへ。

しかしその直後の75分、ここでスポルティングが牙を剥く。

裏のスペースに出されたボールに対してダニーロがクリアの処理を誤ってしまう。

そして抜け出したMFリカルド・エスガイオに至近距離でシュートを放たれるが、シュチェスニーが間一髪でこれをセーブ。事なきを得る。

78分、アッレグリはここで疲弊してきたキエーザを下げ、WGフィリップ・コスティッチも送り込む。

勝利が近づくユベントス。重心を下げ、徹底した守備で時計の針を進めていく。

そして終盤まで猛攻を仕掛けてくるスポルティングをなんとか退け、ここでタイムアップ。

ビアンコネーリが試合巧者ぶりを発揮し、そのまま逃げ切りに成功。2ndレグを1-1で終え、トータルスコア2-1で準決勝進出を決めた。

 

スポルティング 1-1 ユベントス

▼得点者
ラビオ 9’　A : サンドロ
エドワーズ 20’（PK）

 

著者：J-JOURNAL 編集部 座間 遼祐