アッレグリ監督「ユベントスが人種差別と闘っていることを誇りに思う。私もサッリも…」
「ユベントスと別れた決断は正しかった」
現地時間8日に開催されるセリエA第29節で、2位のラツィオのホームに乗り込むユベントスは7日、アリアンツ・スタジアムで前日記者会見を実施。
そこでマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、この一戦に向け、「2位の座をかけた直接対決」と意気込みを語った。
――火曜日に行われたコッパ・イタリアの試合後に起きたことに対する懲罰委員会の決定に驚きましたか?
「先日、ピッチでカルチョの見苦しく不快なことが起こり、そして、あそこで起きたことも、その後に起きたことも決して起こってはならないことだった」
「この点に関して、我々監督やクラブ幹部は優れた模範でなければならない」
「そうはいっても、残念ながら、物事には様々なレベルのものがあることも理解しているため、いくつかの状況についても理解はしているよ」
「最も大事で、誇りに感じていることは、ユベントスが24時間以内に人種差別的な言葉を浴びせた者を捕まえたこと」
「そして、特にクラブが人種差別行為に対するあらゆる種類の差別と闘っていることだ」
「肌の色が異なっているからといって何も変わらない。我々はみな同じだよ」
fanpage「しかし、人種差別行為は誰にとっても同じであり、ユベントスと同じように誰もがそれと闘う必要がある」
「そして、我々もその模範となることができなければならない。先日起こったことは、間違いなくカルチョにとって悪いことだ」
「95分間穏やかな試合だったにもかかわらず、最後に全てが一瞬で爆発するなんて変なことだが、あの試合がユベントス対インテルだったことを考えると納得はいく」
「とはいえ、これからはカンピオナートについて考えなければならない。それから、26日に行われるセカンドレグの準備に取り掛かろう」
――(WGフアン・)クアドラードに3試合の出場停止処分、そして、1試合のゴール裏スタンドの封鎖という少し驚かされる処分が下されました。
現在、クラブはその減刑に向けて取り組んでいるようですが、この2つの処分についてどのように考えていますか?