【JJパジェッレ】EL決勝トーナメント・プレーオフ 1stレグ ユベントス対ナント
著者:J-JOURNAL 編集部 オキナウェーゼ・宮城
幸先よく先制するも追加点を奪えず…カウンターを許してドロー
UEFAヨーロッパリーグ(EL)の決勝トーナメント・プレーオフが現地時間16日に行われ、ユベントスはホームでナントと対戦。
ビアンコネーリは前半早々にトリデンテ(3トップ)がそれぞれのクオリティを発揮し、FWドゥシャン・ヴラホヴィッチのゴールで先制するも、後半にカウンターで同点ゴールを許し1-1と引き分けた。
最初にゴールが生まれたのは13分、アンヘル・ディ・マリアがDFラインの裏にボールを送ると、狙っていたフェデリコ・キエーザが反応。
ペナルティエリア内の背番号「7」が頭で中央へと折り返し、最後は走り込んでいたヴラホヴィッチが押し込んだ。
リードを手にしたユベントスは、さらに勢いに乗ってナントのゴールに襲いかかる。しかし、なかなか追加点を奪えない。
すると60分、MFニコロ・ファジョーリが敵陣で横パスをカットされると、一気にカウンターを許す。
守備の人数は足りていたものの、DFブレーメルが足を滑らせたことでナントのFWリュドヴィク・ブラスにボックス内まで侵入され、同点ゴールを突き刺されてしまった。
ユベントスはその直後にキエーザがボックス内でチャンスを得るも、クロスバーとポストに当たったシュートは惜しくもゴールの外へ。
その数分後にはディ・マリアがCKを直接狙ったが、これもバーに嫌われてしまった。
さらに、後半アディショナルタイムにはボックス内でブレーメルがヘディングシュート。
それが相手の手に当たりユベントスにPKが与えられるかに思われたが、主審の判定は「NO」。逆にDFを手で抑えていたとしてファウルを取られた。
結局、試合は1-1のまま終了。ビアンコネーリはホームでリードを掴めず、23日にアウェイの地、スタッド・ドゥ・ラ・ボージョワールに乗り込むことになっている。
【試合結果】
ユベントス 1-1 ナント
【得点者】
13’ ヴラホヴィッチ
60’ ブラス
ここからは、J-JOURNAL独自の視点によるパジェッレ(採点&寸評)を公開。ティフォージの皆さんは、この試合をどう見ましたか?
※平均点は【6】、満点は【10】。基本的には15分以上のプレーで採点
ユベントス 【5.5】
前半早々の先制ゴールで勢いに乗るかと思われたが、「勝利の女神」は味方に付けられなかった。不運にも2度クロスバーにシュートを“阻まれ”、多くのチャンスも決まらない。逆にカウンターから同点ゴールを許している。ただ、失点直前にはキエーザがPA内で倒されるもノーファウル。後半ATにはあまりにも不可解で、サプライズな主審の判定に悩まされた。ひとつだけ言いたいのは、「BASTA!(もうたくさんだ!)」。
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