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カウンターからまさかの失点…

迎えた後半、ファーストハーフとは打って変わってナントがボールを持つ時間がつづく。

だがビアンコネーリも集中した守備でこれを跳ね返し、相手にチャンスを作らせない。

しかし60分、ここでまさかの展開が訪れる。

敵陣PA前でボールをロストすると、そこからナントが一気にカウンター。

長い距離を運ばれると、最後はFWリュドヴィク・ブラスに決められ失点。試合を振り出しに戻されてしまう。

反撃に出たいビアンコネーリは直後の62分、キエーザがニアへ向かって豪快にシュートを放つも、ゴールラインは超えず得点には至らない。

63分、ここでユベントスは2枚の交代カードを切る。

MFニコロ・ファジョーリとMFレアンドロ・パレデスを下げ、WGフィリップ・コスティッチ、MFマヌエル・ロカテッリがピッチへ。

さらに73分、SBマッティア・デ・シリオとディ・マリアに代えてWGファン・クアドラードとMFマティアス・ソウレも投入される。

ピッチをワイドに使い、勝ち越しゴールを狙うビアンコネーリ。しかしナントも切れ味のあるカウンターを武器にチャンスを伺う。

86分、ヴラホヴィッチに代えてFWモイーズ・キーンがピッチへ。

しかし交代カードを使って流れを手繰り寄せようとするビアンコネーリだが、その姿勢も実を結ばずそのまま試合が終了。

ホームで行われたナントとのEL決勝トーナメントプレーオフ1stレグは1-1のドローで決着となった。

 

ユベントス 1-1 ナント

▼得点者
ヴラホヴィッチ 26’　A : キエーザ
ブラス 60′ A：モハメド

 

著者：J-JOURNAL 編集部 座間 遼祐