【JJパジェッレ】セリエA第22節 ユベントス対フィオレンティーナ
著者:J-JOURNAL 編集部 オキナウェーゼ・宮城
ラビオが値千金の一発! 「ウノゼロ」で無失点の連勝再び
セリエAの第22節が現地時間12日に行われ、ユベントスはホームでフィオレンティーナと対戦。
UEFAヨーロッパリーグを控えるビアンコネーリは、前線にFW3枚を揃えたトリデンテ(3トップ)を採用。
最前にFWドゥシャン・ヴラホヴィッチが入り、その後方をアンヘル・ディ・マリアとフェデリコ・キエーザが後方からサポートする新たな布陣で挑んだ。
一進一退の攻防が繰り広げられる中、最初にチャンスを得点に結び付けたのはユベントス。
34分、この日、右WBに入っていたマッティア・デ・シリオが敵陣の深いエリアまで侵入し、右足で折り返す。
ボールは一度相手にクリアされるも、後方にいたディ・マリアが拾い、すかさずファーサイドへクロス。
最後は走り込んできたラビオが頭で押し込み先制ゴールをゲットした。
1-0のリードで迎えた59分には、フィオレンティーナのDFライン裏に抜け出したヴラホヴィッチが冷静にゴールを奪うも、VARの判定でオフサイドに。
その後は選手交代を交えながらリスクを避ける戦い方にシフトしたビアンコネーリ。
89分にはヴィオラのMFガエターノ・カストロヴィッリに強烈なミドルシュートをねじ込まれるも、こちらもVARの判定でノーゴール。
直前のプレーでオフサイドがあったとして、同点ゴールは取り消された。
そのまま試合は1-0で終了。ピンチを迎えながらも何とか守り抜いたユベントスが、カンピオナートで連勝を飾っている。
【試合結果】
ユベントス 1-0 フィオレンティーナ
【得点者】
35’ ラビオ
ここからは、J-JOURNAL独自の視点によるパジェッレ(採点&寸評)を公開。ティフォージの皆さんは、この試合をどう見ましたか?
※平均点は【6】、満点は【10】。基本的には15分以上のプレーで採点
ユベントス 【6.5】
前線に「攻撃のスペシャリスト」を揃えたトリデンテで挑み、守備ブロックを構築しながらも素早い仕掛けでヴィオラのゴールに襲い掛かった。しかし、決まったのはラビオのゴールのみ。VARの判定にヴラホヴィッチの2-0が取り消され、終盤の1-1のゴールも取り消された。危うさのある「ウノゼロ」だったが、勝利は次の試合への弾み。
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