【JJパジェッレ】コッパ・イタリア ラウンド16 ユベントス対モンツァ
キエーザの復活弾でユベントスが伊杯ベスト8進出
コッパ・イタリアのベスト16が現地時間19日に行われ、ユベントスはホームのアリアンツ・スタジアムでモンツァと対戦。
セカンドチーム「Next Gen」からトップチームに上がってきた若手を多く起用し、モイーズ・キーンを最前線に据えた3-5-1-1の布陣で試合に臨んだ。
まず最初に試合を動かしたのはビアンコネーリ。
先発起用されたキーンが8分にMFウェストン・マッケニーのクロスボールを頭で合わせて先制に成功。期待に応える。
しかし、24分のCKでモンツァのMFマッティア・ヴァローティにスペースを使われ失点。同点とされた。
その後、ビアンコネーリは勝ち越しのチャンスを迎えるもGKアレッシオ・クラーニョの好セーブに阻まれ得点を奪えない。
それでも後半から主力を次々に投入したユベントスは迎えた78分、途中交代で入ったFWフェデリコ・キエーザが魅せる。
左サイドで対峙したDFを振り解きながらペナルティエリア内に侵入。
そのまま右足を振り抜いて粘るモンツァのゴールネットを鮮やかに揺らした。
そのまま最後までホームのビアンコネーリが相手の反撃をしのぎ切り、2-1で準々決勝への切符を掴んでいる。
【試合結果】
ユベントス 2-1 モンツァ
【得点者】
8’ キーン
24’ ヴァローティ
78’ キエーザ
ここからは、J-JOURNAL独自の視点によるパジェッレ(採点&寸評)を公開。ティフォージの皆さんは、この試合をどう見ましたか?
※平均点は【6】、満点は【10】。基本的には15分以上のプレーで採点
ユベントス 【6.5】
若手主体で試合に臨んだユベントスは、キーンのゴールで先制するも前半のうちにセットプレーで同点に。その後、逆転の可能性すら感じさせる不穏な空気も流れたが、途中交代でピッチに登場した“超人”が試合を決定づけた。その名はフェデリコ。マークを一切ものともしないキエーザが、378日ぶりのゴールでチームを伊杯準々決勝へと導いている。
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