不正会計疑惑が疑われているユベントス、予備審問の日程が決定
2023/01/18
repubblica
キャピタルゲイン事件を再審するかどうかも今週決定へ
トリノ検察が実施した「Prisma捜査」により、主に架空のキャピタルゲインを生じさせ、選手の給与を操作して虚偽の会計処理をおこなったことが疑われているビアンコネーリ。
そんな中、同捜査の予備審問が3月27日に行われることが決まった。
イタリアメディア『Ansa』など複数メディアが16日、その詳細について報じている。
この捜査でトリノ検察から起訴する手続きを請求されているのはユベントス(法人)、及び今月18日に退任することが決定しているアンドレア・アニェッリ会長。
パベル・ネドベド副会長、ファビオ・パラーティチ元CFO(チーフ・フットボール・オフィサー)、マウリツィオ・アリバベーネCEOを含む計13人だ。
それら13人が3月に予備審問を受け、予審判事を務めるマルコ・ピッコ判事によって起訴されるか、或いは原告の訴えが却下されるかが決定されることになるという。
また、スポーツ司法においても新たな動きがあるようだ。
連邦控訴裁判所は、キャピタルゲインの件に関してイタリアサッカー連盟(FIGC)検察官の要求を受け入れるかどうかを1月20日に決定するのだという。
この件は、昨年4月15日に無罪判決が言い渡されたが、「Prisma」捜査で明らかになった新しい証拠をもとにFIGC検察官が判決の部分的な取り消しを要求。
そうして、同検察官はビアンコネーリを含む9クラブ、及び52人のクラブ役員に対して再び公訴を提起することを求めていた。
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