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次期バンディエラ候補をまたしても放出か…

ユベントスにとって悪夢のようなニュースが飛び込んできた。MFクラウディオ・マルキージオ（31）が今夏にもチームを去る可能性が浮上した。21日、イタリア紙『La Gazzetta dello Sport』ほか『RAI』が伝えている。

各メディアによると、マルキージオはマッシミリアーノ・アッレグリ監督に不信感を抱いており、先日レオナルド・ボヌッチを引き抜いたミランがユベントスに「獲得の可能性」を伺っているようだ。

マルキージオはセリエA開幕戦に先発出場を果たしたものの、後半17分に交代を命じられている。皮肉にもこの交代で投入されたMFサミ・ケディラが、3点目の起点を作ったのは先週末の出来事だ。

サー・アレックス・ファーガソンがマンチェスター・ユナイテッドを率いていた時代にマルキージオの才能に心酔し、獲得を希望したものの本人の固い意志により、オファーを断った過去がある。

しかしマルキージオは2014/2015シーズン以降、イタリア代表として参加した欧州選手権もあり、怪我が目立つようになっている。実際、出場試合数を減らしている。

守護神ジャンルイジ・ブッフォン（39）が今シーズンで現役引退を公言している現在、今夏にまたしても次期バンディエラ候補を失うことはユベンティーノにとっては悲劇に近い。

また現在チェルシーを率いるアントニオ・コンテ前監督もマルキージオを狙っている報道もある。ユベントスのプリマベーラで育ち、ときにゲームキャプテンを任せるほどにまで育った才能をみすみす手放してしまうのだろうか。