FIGCスポーツ大臣、疑惑のユベントスへ「これを機にリーグ全体を調査する」
2022/12/08
Gianluca di Marzio
「何が起こったのか詳しく知る必要がある」
ビアンコネーリは現在、虚偽の会計処理を行ったとしてトリノ検察とイタリア国家証券委員会(CONSOB)から容疑をかけられている。
FIGC(イタリアフットボール連盟)のスポーツ大臣を務めるアンドレア・アボディ氏は5日、カルチョを揺るがす今回の疑惑について言及した。
イタリアメディア『TUTTOmercato.web』など多数メディアは6日、アボディ氏のコメントを伝えている。
このFIGCのスポーツ大臣は「今回の問題について、公正な競技の原則の中で、どのようなことが起こったのかを詳しく知る必要がある」
「そしてそれを知ったうえで、規則を見直し、キャピタルゲインのシステムの信頼性を回復させなければならない」
「近年このシステムが尊重されていないように見受けられるからね。改めてシステムを作り直すいい機会だ」と改革を訴えた。
こう述べたアボディ氏だが、このような問題はユベントスのみが抱えているものとは考えていないようだ。
「今はユベントスのみが大きく取り上げられているが、同じような悩みを抱えているクラブはほかにもあるはずだ」
「この件は、それらのほんの一部でしかない。いうなれば氷山の一角に過ぎない」
「我々はこれを機に、調査の目をユベントスだけでなく、リーグ全体に向けなければならない」
「いずれはこの件で失ってしまったイタリアリーグの信頼を取り戻したいと考えているよ」
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