エルカーン氏「ユベントスに増資は必要ない。今いる人材とリーダーシップを…」
2022/12/01
repubblica
「状況と方向性ははっきりしている」
従兄弟にあたるアンドレア・アニェッリ前会長含む取締役10人全員が総辞職したことを受け、ビアンコネーリの新ゼネラルディレクターにマウリツィオ・スカナヴィーノ氏。
次期会長にジャンルカ・フェレーロ氏を任命するなど、自身の信頼できる人物を的確に配置しながら立て直しを図ろうとしているジョン・エルカーン氏。
そのユベントスの大株主であり、アニェッリ家の資産管理会社「エクソール」の会長兼CEOを務める同氏が、金融アナリストの質問に答えた。
イタリア紙『TUTTO SPORT』など複数紙が30日、同氏のコメントを伝えている。
2020年1月に行われた3億ユーロの増資に加え、その1年後の2021年12月にも、さらに4億ユーロの増資が行われたユベントス。
それでも、昨シーズンには過去最高となる2億5430万ユーロの赤字を計上したことから、再び増資する必要があるのではないかという見方が強まっているようだ。
このような意見に対し、エルカーン氏は「ユベントスは増資を必要とはしていません」と一蹴。