Planet Football

――ユベントスでは、現在のスパーズでの時間とは異なるものでしたか？

「最初の2年間は成長できたし、巧くなれたという実感があったよ。満足していた」

「ユーベでの思い出はどれも美しいものだけど、最後の2年間はそれほどの充実感はなかったのが本音かな」

――それはどのあたりがそう思いましたか？

「ユベントスは少し、怒りと勝利への欲求を失ったと感じている」

「誰だって、あまりにも多くの勝利を収めれば勝利に慣れてしまうと思うんだ」

「もはや、勝利への強い動機はなかったように僕には感じたよ」

「僕たちはCLに勝つことだけを望んでいたけど、それが叶うことはなかった。当然、チームは毎日どこかイライラしていたね」

「だからといって、僕がユベントスで過ごした日々を忘れることはないだろうね」

「本当に素晴らしい日々だったから…。僕を育ててくれたし、クラブやティフォージは僕に本当に良くしてくれた」

「ユベントスは今でも僕の家族であり、この気持ちは決して変わることはないだろうね」

「僕は現在でもユーベにとって最高の幸運を願っているんだ」