【JJパジェッレ】CLグループステージ第6節 ユベントス対PSG
著者:J-JOURNAL 編集部 オキナウェーゼ・宮城
エンバペの1G1Aで敗戦も…若手の成長には手応え
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ最終節が現地時間3日に行われ、ユベントスはホームでパリ・サンジェルマン(PSG)と対戦。
すでにCLからの敗退が決まっているビアンコネーリだが、ヨーロッパリーグへの進出を懸け、グループ首位通過を狙うPSGと激闘を繰り広げた。
まず、最初に試合が動いたのは13分、PSGのFWキリアン・エンバペに軽やかに中央を破られ、先制点を許す。
それでも39分には、マヌエル・ロカテッリの浮き球のパスをペナルティエリア内でフアン・クアドラードが頭で折り返し。
ゴール前でチャンスをうかがっていたDFレオナルド・ボヌッチがそれを押し込み、試合を振り出しに戻した。
その後、一進一退の攻防が続く中、69分にユベントスはPSGの鋭いカウンターの餌食となる。
エンバペに最終ラインの裏にパスを出され、クアドラードを振り切ったヌーノ・メンデスが独走。
同選手が左足で放ったシュートは、GKヴォイチェフ・シュチェスニーが伸ばした足をあざ笑うかのように、サイドネットヘと突き刺った。
これが決勝点となり、ビアンコネーリは1-2で敗戦。
ただ、敗れはしたものの、他会場の結果とともに何とかヨーロッパリーグへの切符は確保。1勝5敗でCLの舞台から姿を消すこととなった。
【試合結果】
ユベントス 1-2 パリ・サンジェルマン
【得点者】
13’ エンバペ
39’ ボヌッチ
69’ N・メンデス
ここからは、J-JOURNAL独自の視点によるパジェッレ(採点&寸評)を公開。ティフォージの皆さんは、この試合をどう見ましたか?
※平均点は【6】、満点は【10】。基本的には15分以上のプレーで採点
ユベントス 【6.5】
残念ながらCLからの敗退は決まっているが、ELの切符を掴むためにホームで気概を示した。エンバペに要所で違いを見せられ、1G1Aの活躍を許したとはいえ、ビアンコネーリは若手のクオリティを感じさせながらいくつもの決定機を創出。結果は1-2だが、明るい材料が多い試合だった。キエーザの復帰も含めて。
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