【JJパジェッレ】セリエA第10節 トリノ対ユベントス
2022/10/17
著者:J-JOURNAL 編集部 オキナウェーゼ・宮城
ヴラホヴィッチが値千金のゴール! トリノ・ダービーを制す
現地時間15日にセリエA第10節が行われ、ユベントスはトリノと対戦。
ビアンコネーリが8位、グラナータ(トリノの愛称)が10位と、勝ち点2の僅差で迎えた“デルビー・デッラ・モーレ(トリノ・ダービーの意)”は、緊張感のある中で白熱した試合となった。
ユベントスは、トリノのサイド攻撃に苦しめられながらも素早い展開で活路を見出す。
しかし、GKヴァニャ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチを含め、堅守を見せるトリノを前になかなか崩せない時間帯が続く。
しかし、その状況を破ったのはエース、ドゥシャン・ヴラホヴィッチだった。
再三シュートチャンスを得ていたが、迎えた74分、CKでダニーロが頭ですらしたボールをファーサイドで押し込み決勝点。
その後もチーム一丸となってトリノの反撃をしのぎ、重要なデルビーで、“復活の狼煙”となりそうな勝利を手にした。
【試合結果】
トリノ 0-1 ユベントス
【得点者】
74’ ヴラホヴィッチ
ここからは、J-JOURNAL独自の視点によるパジェッレ(採点&寸評)を公開。ティフォージの皆さんは、この試合をどう見ましたか?
※平均点は【6】、満点は【10】。基本的には15分以上のプレーで採点
ユベントス 【6.5】
CLの苦汁をなめる結果を経て合宿を敢行したビアンコネーリは、トリノの覇権を争う“デルビー・デッラ・モーレ”で確実な勝利をものにした。決して手放しで喜べる試合ではなかったが、現在の状況下では「質」よりも「結果」が求められる。試合後の選手たちから見て取れる気概は、まさにこれからを物語るものだった。シーズンは、まだ終わっていない。
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