アッレグリ「前を向いて、来季もう一度挑戦する」
”ユーべの時代は終わらない”
ユベントスはチャンピオンズリーグ決勝でレアル・マドリードに1-4で敗れ、21年振りのビッグイヤー獲得を逃してしまった。決勝の舞台はカーディフであったが、試合中にトリノのパブリックビューイングで600人ほどの負傷者を出す事故(爆竹により会場が混乱し負傷者続出)が起きてしまった。
同クラブ指揮官のアッレグリは試合後のインタビューに答えた。
「まずはトリノで起きた事故を悲しく思う。被害を受けてしまった人に我々の愛を送りたい」
「フットボールとは予想できないものだ。だが、ファイナルの舞台に進めたことを誇りに思う。だから、この舞台まで勝ち進んできたチーム称賛しよう。試合では想定外のことがいくつか起きていた。1-2とリードを奪われたとき、踏みとどまるべきだった」
イグアインやディバラ、アウヴェスがあまり活躍できていなかった点について答えた。
「彼らの仕事は簡単なものではない。パウロにとっては初めてのファイナルだ。セルヒオ・ラモスから厳しいマークを受けていたね。前半は素晴らしい展開だった。ゲームには流れがあり、テンポアップやダウンには適切なタイミングがある」
66分にDFバルザーリと交代で出場したFWクアドラードは、84分にDFセルヒオ・ラモスに暴力行為を働いたとして、2枚目のイエローカードを受け退場している。2枚目のカードは明らかにセルヒオ・ラモスによる演技だと思われたが、主審の判断はクアドラードの退場だった。
「クアドラードについては何も言わなかった。フットボールは常に11人がピッチにいる状態で終わることが大切だが、それでも私は彼に何も言わなかった」
続けて、ユベントスはひとつの時代の終わりを迎えたのか、という質問に答えた。
「全くもってそれはない。ジジ・ブッフォンとバルザーリはまだまだやれる。少し休憩してから、もう一度やり直すよ。しっかりと前を向いて、もう一度挑戦する。ユーべはもう来年のチャンピオンズリーグを見ている」
ブッフォンとバルザーリこそ年齢が気になるが、ユベントスはほとんどの選手がキャリアの良い時期にあり、来季はピークを迎えるかもしれない。例年大きくメンバーの入れ替えが施行されている中、これだけの結果を残せたことはポジティブに捉えていいだろう。来季こそ欧州制覇に期待したい。
コメント
テレビに映らなかっただけでラモスは思いっきり踏みつけられてましたよ。あそこはクアドラードがマヌケ過ぎたなあとしか。
後半の試合内容含め、1-3となった時点で明らかにマドリー優位だったことは間違いない、そんな中でのS.ラモスの「演技(と思われる行為)」だけはホントに許されない、残念でならない。あの時点で人一人減れば更に圧倒的優位な立場になることは確か。でも、敵、審判、世界中で観戦しているサッカーファンを「欺く」行為をしてまで、やる価値があったのか。挑発行為自体は別にあってしかりだと思うし、それに対する報復行為での退場であれば、それはただ単に退場者がしてやられたということに過ぎないと思う。でも今回のは、その前後に挑発行為があったとしても、あのときクアドラードに報復行為があったとはとても思われず、S.ラモスが欺いたとしか思えません。退場者を出すという意味では、ダイブより酷い行為と思う。世界最高峰の舞台なのだから、最後まで11対11で正々堂々戦ってほしかった、それだけがホントにホントに残念で悲しいです。
死ぬまで応援します!
来シーズンこそは、ビッグイヤー!
FORZA juventus!!
FORZA juventus!!