「イタリア代表に強い愛着を持っている」

現在、イタリアの各年代の代表から引っ張りだこのジョカトーレがMFファビオ・ミレッティだ。

先月ロベルト・マンチーニ監督が率いるA代表に初招集された同選手は、その後パオロ・ニコラート監督が率いるU-21代表に加わり、欧州選手権（EURO）2023予選に参戦。

そこで、同国代表のEURO本大会出場に貢献すると、現在は、U-19代表メンバーの一員としてスロバキアで開催されているEURO2022に参加している。

残念ながら、現地時間18日に行われたルーマニア戦は、1試合の出場停止処分により欠場したが、カルミネ・ヌンツィアータ監督は、そのミレッティに対して賛辞を贈った。

イタリア紙『Corriere dello Sport』が同日、同指揮官のコメントを伝えている。

7月4日から新シーズンをスタートさせるユベントス。しかし、未だにバカンスには行かず、アッズーリ（イタリア代表の意）のためにピッチで汗を流し続けているのがミレッティだ。

そのことについて、ヌンツィアータ監督は、「ミレッティは、EUROに出場するためならバカンスを諦めると言ってくれた」

「彼は、このシャツに信じられないほど強い愛着を持っているジョカトーレだよ」とコメント。

続けて、「ファビオは、数少ないプレイヤーにしかないゲームビジョンを持ち、複数のポジションをこなすことが可能なジョカトーレだ」

「そのため、彼は将来きっと高いレベルに到達できるに違いない」と賛辞を贈り、期待を寄せた。

初戦に2-1で勝利したアッズーリは、21日にスロバキアとの対戦を迎える。果たしてミレッティは、その試合で先発起用されることになるだろうか。期待したいところだ。