苦しかった過去を語るブッフォン「自身10度目のスクデットだ」
大きな困難に立ち向かってきた主将
ユベントスのGKジャンルイジ・ブッフォンが、セリエA6連覇に対する喜びや苦労を表したことを『La Stampa』が報じた。
「我々は再び勝利し6連覇を達成した。この6度の喜びは、バルザ、キエッロ、レオ、ステファンそしてクラウディオ(バルザーリ、キエッリーニ、ボヌッチ、リヒトシュタイナー、マルキージオ)と分かち合ってきた。アンドレア(・バルザーリ)を除けばみんな若い。決して年寄りの集まりではないね」
「我々の成功を”当たり前”と豪語する者もいるが、決してそんなことはない。確かに5年間もかけて造りあげたチームは有力候補だっただろう。しかし、我々は”ゼロ”からスタートしたんだよ。厳しい批判も多々あった。だが、ひたすら戦った。そして勝利を重ね続けた。自分たちの力で前に進み続けたよ」
ユベントスはかつてカルチョポリによって、スクデットを2つ剥奪されている。(カルチョポリの主犯とされ、イタリアサッカー界から追放された元ユベントスのGMルチアーノ・モッジ氏は、のちに無罪を勝ち獲っている)
「私は(剥奪された2度を含む)10回スクデットを獲得した。もちろん”10回”だ。これを公言することに、ためらいはないよ。FIGCやWikipediaは8回だと表記しているが、私から”10回の経験”を奪うことは誰にもできない」
長いキャリアの中でも、やはり感慨深いのはカルチョポリが起きた2006年のようだ。
「思い出すのは2006年の夏だよ。殺気立ったように暑く、そして出口のない大きな闇に落とされたような気分だった。我々の前には誰もいなくなった。クラブを好きだと言ってくれる人もいなくなった」
「パベルやアレックス、ダビド、カモ…(ネドベド、デル・ピエロ、トレゼゲ、カモラネージ)そして自分自身について考えた。そして、このユニフォームとクラブの魂、残ってくれたファンを守るために、我々はクラブに残る道を選んだ」
「全てのものを失った。だけど、このクラブがこれまで勝ち取ってきたものを守りたかったし、我々がいなければ、もう取り戻すことはできなかっただろう」
「そして驚くべきことに、この旅はまだ続いている」
スクデット剥奪とセリエB降格を経験した守護神。今では当時のメンバーは(セリエBでトップ昇格したマルキージオを除けば)ピッチ上でキエッリーニと2人だけになった。
39歳になった今でもクラブのシンボルを守り続けているブッフォンに、何としてもカーディフで勝利しビッグイヤーを掲げてほしい。
トロフィーを掲げ、″ブッフォン″と書かれた大きな背中で世界中に″復権″を示す姿を望む。
コメント
ほんとにカルチョポリのときは辛かった。
イブラにプーマ、ヴィエラ、ザンブロッタにカンナ。
他チームに移籍した彼らは、アスリートとして適切な判断をしたと思うけど、
残ってくれたジジやネドベド達には、感謝の言葉しかない。
彼らがいてくれたこからこそ、一年で復帰できたし、ここまで戻ってくることができた。
何より、ユベントスの勝者のメンタリティを、繋いでくることができた。
だからこそ、新たなメンバーもユベントスの選手になれたし、この三冠っていう、素晴らしいチャレンジができる。
ジジ!ビッグイヤー掲げたあなたが見たい!
日本のユベンティーノ全員が応援してるからね!!!
ずっと応援してきて良かった… !
こんなにも胸が熱くなる感覚は久しぶり…
三冠は目の前!日本から応援してるよ!
ヤバイ。
今から燃えて来た…
前回の決勝は、ここまで来れて良かったって感じが見ていた自分ではしていたけど、、今回はマジで勝って欲しい‼︎
日本のテフォージ達から届けこの想い‼︎ 日本の言葉で、
がんばれーーーーー!
俺は声を枯らすよ‼︎
今度こそビッグイヤーを!
アレ、ジジを始めとする残ってくれた面々は本当に感謝しかないです。
アレのフロント入りも待ってます!
何年ぶりだろう。涙が出た。ジジにビッグイヤーを掲げて欲しい。Forza Juventus!