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「D・コスタはチームに残りたい意志を示した」

ドウグラス・コスタの姿をビアンコネーリで見ることはもうないかもしれない。

昨年5月に期限付き移籍で古巣グレミオに加入した同選手は、来夏に同チームへ完全移籍する可能性があるようだ。

イタリアメディア『calciomercato.com』などが2日、ブラジルメディア『Radio Gaucha』で話したグレミオのロミウド・ボルザン・ジュニオール会長のコメントを伝えている。

期待されて復帰したものの、26試合に出場したカンピオナートではわずか3得点2アシストしかマークすることができず、期待外れに終わったD・コスタ。

レンタル期間は今年の6月末までだが、クラブが2部降格したことやティフォージへの挑発行為で関係が悪化していたことから、早期退団の可能性が一部で報道されている。

ところが、グレミオのボルザン・ジュニオール会長は、このブラジル人WGが2021/22シーズンも同チームに残る可能性があることを明かした。

「ドウグラスは、チームに残りたい意志を示した。また、グレミオとしても彼に残ってほしいと思っているよ」

つまりそれは、ユベントスとの契約も6月末で切れることから、現在オフシーズンを過ごしている同選手は、二度とビアンコネーリへ戻ってこないことを意味することになる。

その上、同メディアによると、グレミオには、D・コスタとさらに2シーズン契約を結ぶオプションもこのレンタル契約に含まれているようだ。

今季限りでユベントスと契約満了を迎えるプレイヤーの内の人であるD・コスタ。同選手の将来は、これからも母国ブラジルとなるのだろうか。