「3クラブに対して罰するべきではない」

欧州スーパーリーグ（ESL）構想を進めるレアル（R）・マドリー、バルセロナ、ユベントスは欧州フットボール連盟（UEFA）と、いまだ対立関係にある。

しかし今年7月1日、上記の3クラブへの懲戒手続きを停止するようUEFAに対して命令したマドリードの商事裁判所は30日、同連盟の控訴を却下。

この結果、欧州のフットボールを管轄する連盟は3クラブの主張に“屈し”かけていたが現地時間27日、UEFAがついに起訴を取り下げたようだ。

イタリア紙『TUTTO SPORT』ほか多数メディアやジャーナリストは同日、UEFAがESL構想を推しすすめる3クラブへの起訴を取り下げたことを伝えている。

同紙などによると「UEFAは今年4月に大きな波紋を呼んだESLについて、法廷闘争を終了した」

「この3クラブに対し、UEFAは『法的枠組み』に違反する可能性があるとして懲戒手つづきを始めていたが、無効になった」と事実上の“白旗宣言”を報じた。