ユベントス、4年連続の赤字決算…損失は前年度の2倍以上となる2億990万ユーロに
2021/09/18
calcionews24
金融負債は3億8920万ユーロ
ユベントスは17日、今年6月末日までの売上を反映した2020/21シーズンの財務諸表(連結損益計算書)を公式サイトで発表。
同日に開催された同クラブの取締役会で承認されたことを報告した。
これによると、新型コロナウイルスの影響を強く受けたクラブは、選手の売却利益も少なかったこともあり、昨シーズンに前年度の損失(8970万ユーロ)を2倍以上上回る2億990万ユーロの損失を計上したとのこと。
この結果、4年連続で損失を計上する結果となったが、クラブは来シーズンから大幅に改善する見通しだと強調した上で、新型コロナウイルスの影響により今シーズンも損失を計上する見込みだと報告している。
その一方で、総収入(4億8070万ユーロ)が前年度(5億7340万ユーロ)に比べて9270万ユーロも減少したものの、運営費やテレビ・ラジオ放送権、スポンサー料・広告収入が増加。
これにより、金融負債は3億8920万ユーロとなり、前年同期(3億8520万ユーロ)と同水準となっている。
さらにクラブは、先月25日に開催された取締役会で承認された最大4億ユーロの増資計画について触れ、承認を得るための株主総会を来月末に開催することも報告した。
また、ビアンコネーリは欧州スーパーリーグ(ESL)構想についても言及。
「現時点ではESLプロジェクトの結果と将来の発展について予測することは不可能だが、その正当性を確信している」とし、同プロジェクトが継続中であることを強調している。
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