ユベントスがジョルダン・ヴェレトゥに獲得オファー提示か
来シーズンへ向けての先行投資か
今シーズン、アストン・ヴィラからサンテティエンヌへローン移籍中のMFジョルダン・ヴェレトゥ(23)はユベントス移籍を決断するかもしれない。『Calciomercato.com』の二コラ・バリス氏によるとユベントスがこの23歳に獲得オファーを提示したようだ。
同選手はポール・ポグバ、マリオ・レミナ、ジョフレイ・コンドグビアと同年代であり、各年代別のフランス代表にも選出されてきた経験を持っており、2013年のFIFA U-20ワールドカップではフランス代表の優勝に大きく貢献した。
またユース時代から所属していたFCナントで自らの能力を開花させると、昨シーズンはそのナントからアストン・ヴィラへの移籍を果たした。しかしそこでは自身の結果を残せず、チームもシーズン終了後に2部チャンピオンシップへの降格を余儀なくされた。そして今シーズンはレンタル移籍で再びリーグアンの舞台に戻って来た。
この冬の移籍市場では強靭なフィジカルを武器にしたミッドフィルダーの獲得をユベントスは狙っており、特にセヴィージャのMFスティーヴン・エンゾンジ(28)が候補に挙がっている。一方、ジョルダン・ヴェレトゥは中盤から前線へのパスセンスに定評があり、将にアッレグリ監督が好むタイプだ。ジュゼッペ・マロッタGMやファビオ・パラティーチSDも彼の獲得を考慮しているようだ。
サンテティエンヌへのレンタル移籍は今シーズン終了後までとなっており、買い取りオプションは盛り込まれていない。更に現時点で彼の獲得を狙っているビッグクラブがユベントスのみであることを考慮すると、中盤のバックアッパー要因として今シーズン終了後に獲得する可能性が非常に高い。
あとはナントからアストン・ヴィラへの移籍金が約700万ポンドと少し高額なのでどこまでアストン・ヴィラが値下げに応じてくれるかが焦点となるだろう。