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移籍金は4000万ユーロと言われているが…

ビアンコネーリが今夏のメルカートでトップターゲットに据えるMFマヌエル・ロカテッリ（23）。

この若きイタリア代表MF獲得に向けて、ユベントスが本格的に動き出しているようだ。

現地時間10日、イギリス『Sky Sport』他、イタリアメディア『Corriere dello Sport』などがその詳細について報じた。

先日のインタビューで「EURO後に何かしらの決断を下す」と移籍を示唆したロカテッリだが、同選手に関してサッスオーロは4000万ユーロの価格を設定していると言われている。

これについてビアンコネーリは、MFニコロ・ロヴェッラ（19）+2500万ユーロで交渉を進める可能性があるようだ。

ジェノアにローン中の同選手は、来季もグリフォーネ（ジェノアの愛称）でプレーする運びとなっている。

しかしイタリア複数メディアは「ユベントスはロヴェッラを今夏にトリノへ呼び戻し、チームに留める、またはロカテッリ獲得のカードに使う」と報道。

経済的負担を抑えるべく、このイタリアーノを取引に含める可能性について報じている。

また、ビアンコネーリにはさらなるプランが存在しているようだ。

同メディアは「2つ目のカードとしてMFハメド・トラオレ（21）の名前が挙がる」

「ビアンコネーリは、現在保持している同選手の獲得優先権を放棄することで、ロカテッリ獲得の動きを加速させる」と報道。

トラオレがエンポリからサッスオーロに移籍する際に、サッスオーロとユベントス間で結ばれたオプションを利用する可能性についても伝えた。

数多のビッグクラブが名乗りを上げるロカテッリ争奪戦だが、果たしてビアンコネーリはこの戦いに勝利することが出来るか。