「ユベントスは、スクデットを獲るためには何かが欠けていたチームだった」

過去にユベントスで12年間GM（ゼネラルマネージャー）を務めたルチアーノ・モッジが、最終節に託されたチャンピオンズリーグ（CL）出場権争いの行方について見解を示した。

イタリアメディア『TUTTO JUVE』が17日、同国メディア『Radio Marte』の番組『Si gonfia la rete』で話した同氏のコメントを伝えている。

前節にビアンコネーリがインテルに勝利を収め、ミランがカリアリと引き分けたために、CL出場権争いの決着は最終節に持ち越されることになった。

こうして、最後の2枠をミランとナポリ、そしてユベントスの3チームで争うことになったが、中でも最も厳しい状況に置かれているのがロッソネリ（ミランの愛称）とビアンコネーリだ。

同勝ち点のミランとナポリは、最終節に勝てばCL出場権を獲得できるが、ロッソネリは2位アタランタの本拠地に乗り込まなければならない。

一方でビアンコネーリは、ボローニャに勝利することを前提条件に、ミランかナポリが勝利以外の結果に終わることを祈らなくてはならない状況だ。

この状況について言及したモッジは、ミランとユベントスの一騎打ちになると予想した上で、有利なのはビアンコネーリの方だと自身の見解を述べている。

「もはや、2チームが1枠を争っている状況だ。その1枠をミランかユベントスのどちらが手にするかは、最終節の結果次第だね」