ユベントスに苦言を呈したマルキージオ、それでも今後の戦いにエール「最後まで…」
「Forza Juventus!」
ベネヴェントに敗れ、逆転でのスクデット獲得がより一層厳しいものとなったユベントス。
元ビアンコネーリのクラウディオ・マルキージオはその試合後、イタリアメディアの取材に対し、「今日をもって、ユベントスの10連覇の夢は潰えたと思っている」
「チームは間違った野心を持って試合に入った。正直、アンドレア(・ピルロ)の将来もどうなるかわからないね」と、下位相手に敗北したチームにあえて厳しい言葉を投げかけた。
下部組織からビアンコネーリの一員としてプレーしてきたマルキージオにとっては、“勝者のメンタリティ”が欠けたチームのパフォーマンスには不快感があったのだろう。
それでもこの元背番号「8」は、「現在とは異なるメンタリティを持ったチームが見れることを願っている」と、“後輩たち”へのエールでコメントを締めくくっていた。
そして現地時間23日、マルキージオは自身のSNSアカウントでユベントスへの熱い思いを投稿。
イタリア王者のユニフォームに身を包んだ写真とともに、「いずれにしても、なるようになるだろう」
「いつだって、そして永遠に、fino alla fine(最後まで) forza… #Juventus #tilltheend」と綴った。
現役時代から多くのユベンティーニ(ユベントスのファンの意)に愛され続けてきたプリンチピーノ(マルキージオの愛称)。
そんな彼は、クラブが苦しい状況に置かれる中でも元ユベンティーノとして、そして一人のティフォージとして最後まで戦う姿勢を示している。
目標とする10連覇はこれまで以上に厳しいものとなったのは確かだ。
それでも「fino alla fine(最後まで)」がクラブの象徴的な言葉となっているように、最後までユベントス“らしさ”を見せるチームを期待したい。それが、マルキージオと同じように、多くのティフォージ(ファン)の願いのはずだ。
Comunque sarà 😉
Sempre e per sempre, fino alla fine forza…#juventus #tilltheend pic.twitter.com/TXF72k0gOG— Claudio Marchisio (@ClaMarchisio8) March 22, 2021
コメント
王座陥落するにしても意地は見せてくれないとな
残ってる上位陣との対戦でそれが見られることを願ってる
わかる!
ベネヴェント戦は前半で見るに見かねて寝て、案の定で失望したけど、時間経つとやっぱりユーベ大好きだから頑張って欲しいな!
可能性がある限り、Fino alla fine!!